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時々、読みたくなる本

何年か前に友人に薦められて読んだ本。

     「 私の絵日記 」

     漫画家 つげ義春夫人の 藤原マキさんが遺した家族の絵日記です。

        2708

                北冬書房

遺した・・・そう、この方は平成11年、癌で亡くなりました。

絵日記は1980年ごろ、息子さんが幼稚園に入園する前ぐらいからの

日常の風景です。

この息子さんが大きくなってから見たら喜ぶのではと思い描き始めたとの事。

       2709_2

       ごくごくふつうの家族の散歩。

       2707

       一家で風邪をひき全滅。

       自分も辛いのに家事をやらなくてはならず

       ついに怒り爆発のかーちゃん。

あとがきに 「 この絵日記は台所の鍋や釜の横で書きました。」

とあるように、実に身近で、ささやかな日常。

そして昭和の懐かしい風景がいっぱい描かれている。

       切なくなるような出来事もあったり

       主婦として母として同感!!と思ったり

その日常に一緒に入り込みます。

周りから見ればたいした事でなくても、

その家族にとっては大きな喜びであったり、悲しみであったり・・・

平凡で変わり映えのない日常も、それがどれほどあり難いことか・・・

絵も実に自然で押し付けがましくなく、

私はこの本を、心の栄養剤に、時々棚から引っ張り出して読んでいます。

       いい本、絵日記です。confident

       薦めてくれた友人にもありがとう。

            (文庫本は、学研M文庫)

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